虫歯ができやすい時間帯といえば

虫歯ができやすい時間帯
「いつ虫歯ができやすくなるのか?」ということが分かれば虫歯対策のためのオーラルケアもしやすいですよね。
そこで虫歯ができやすい時間帯についてご説明したいと思います。

虫歯はいつ作られるの?

いきなりの結論となってしまいますが、虫歯ができる時間はズバリ「就寝中」です。

これは「朝起きたら口がクサイ」とか「口がネバつく」という不快症状を多くの方が感じていることからも皆さんもなんとなく分かっていたことだとは思いますが、寝ている時に虫歯になるのにはいくつかの理由があります。

まずは寝ている時には唾液の分泌が少なくなってしまうからで、虫歯菌と戦ってくれる唾液は一番と言って良いほどオーラルケアの心強い味方なので「唾液が減ってしまう」ことは虫歯リスクの高まりに直結してしまいますので注意が必要です。

ではなんで唾液が減るのかというと・・・それは「噛む」という刺激がないからで、人間は噛むことによって唾液腺が刺激されて唾液が分泌されるので就寝中では唾液の量が減ってしまうのはある程度しょうがない事とも言えますよね。

そして就寝中に虫歯リスクが高まるもう一つの理由が「唾液の質が変わる」ことが挙げられます。

この「唾液の質」についてですが、唾液は唾液腺から分泌されているのは先程も言いましたけど、いくつかある唾液腺のどれから唾液ができるのかによって虫歯への対抗力が違うようですね。

具体的には「耳下腺」という耳の下側にある一番大きな唾液腺から分泌される唾液は虫歯に対してしっかりと対抗してくれますが、その耳下腺からの唾液が寝ている時には減ってしまうので就寝中は「唾液が減る」上に、「虫歯に強い唾液があまり出ない」という理由から虫歯になりやすくなってしまいます。

しかも睡眠中は口を開けてしまって寝ている方も多く、さらに口の中が乾燥してしまうので虫歯菌からするとやりたい放題できる時間帯ですので、皆さんは「就寝前のブラッシングは特に時間をかけて磨く」ことを心がけましょう。

そして歯磨き後はできるだけ虫歯菌が増殖しないように「薬用マウスウォッシュ」を利用するとさらに効果的なのでお試しくださいね。

コンクールF

虫歯ができる時間帯についてまとめ

  • 虫歯は就寝中に作られる
  • その理由は「寝ているときは唾液の分泌が減るため」
  • 寝ている時に分泌される唾液は虫歯対策として効果が薄めの唾液であることもひとつの原因
  • 寝る前の歯磨きを入念に行うことはもちろん、マウスウォッシュでケアしておくと安心