そこで「舌磨き」についてのご説明したいと思います。
舌ブラシについて
毎日歯磨きをしている人でも「舌を毎日磨いている」という人はまだ少ないのかもしれません。とはいえ舌の汚れである「舌苔」をとらないでおくと、そこに繁殖した細菌によって口臭の元となるので大切なオーラルケアのひとつなのではないでしょうか。
そこで舌磨きに使用するのが「舌ブラシ」となっていて、通常の歯ブラシをゴシゴシと傷つきやすい舌にこすって磨くのはあまり良くないので注意が必要ですよ。
もし「舌ブラシなんて買ってられないよ」という人でも歯ブラシを使用する際には「軽い力」で「回数を少なめに」なぞる程度に止めておいてくださいね。
そして気になる舌ブラシの使い方なんですが、とにかく舌の汚れを優しく落せる道具とはいえやはり力強くこするのではなく、舌の奥側からゆっくりと手前に何度か引くだけで汚れはしっかりと落ちてくれます。
その際のブラッシング1回ごとに水でブラシを洗いながらすると洗浄力が落ちず効率的に使用できますし、舌が乾燥している状態だと傷つきやすいので舌が濡れている歯磨き後にササッと済ませてしまいましょう。
ちなみに舌ブラシを使用するのは「朝の1日1回」程度で大丈夫ですよ。
あと当たり前ですが、ブラシを口の奥まで突っ込んでしまうと「オエッ」となるので、舌をベーッと出して舌の真ん中よりも喉側の程良いところからブラッシングをスタートさせてくださいね。
舌ブラシの種類としてはブラシ状やヘラ状になっているものがあります。
ブラシ状のほうが洗浄力はありますが舌への刺激が強いので、もし2つ持っていて使い分けるのであれば「ヘラブラシを毎日使って、週1~2回汚れが気になったときにブラシ状の舌ブラシを使う」というのもよいと思いますよ。
とはいえ2つの種類の舌ブラシを持つのは面倒なので、個人的には意見としては「ブラシ状の舌ブラシで優しく磨くことを心がける」ということはすれば良いのではないかと感じています。
皆さんも舌磨きで口臭対策と見た目の綺麗な舌を目指されてみてくださいね。
舌ブラシについてのまとめ
- 舌は味覚センサーなどがあり、傷つきやすいので舌磨きはとにかく優しく
- 舌苔が溜まりやすい舌の中心から少し奥側からブラッシング
- 朝に一番舌苔が溜まっているので舌磨きは朝に1度だけ行えば良い
- 舌ブラシは舌の汚れを落すものなので歯ブラシと同じように清潔に水洗いして乾燥させましょう